>>Q&A
終わりに
勝手なことを散々話してまいりましたが、実は、かくいうテマエ自身が、このようなことがらに二十年以上の間、気づけなかったアホの張本人でございます。
そして、15年ほど前にヨーガの世界から足を洗わせていただいたというわけです。
17歳の時より40歳あたりまでの約23年間、ヨーガもどきに始まり、渡印はたぶん5〜6回、各地短期間ながらインド四大道場と呼ばれる施設の内の三つを回り、さんざん体を痛めた結果、たどりついた回答のほんの一部を、この場をお借りしてお話しさせていただきました。
だからといって、ヨーガ関係者方、お気を悪くなさらないでください。インドカルチャーとしてのヨーガ、宗教としてのヨーガを否定するつもりなどはないのですから。あまりにも故障の多いヨーガ指導者を目のあたりにするにつけ、手前の立ち位置の関係上、見逃すわけにはいかなかった事情をお察しいただければ幸いです。
ヨーガの指導者方、今後は世の思い込みに臆することなく、ヨーガを健康法などとごまかすことなく、正々堂々とヨーガを宗教の修行法として、その真髄をお伝えください。
そして、正々堂々とお体をお壊しください。
修業には、故障はつきものなのですから。
また、この話を聞いたヨーガ関係者は、安易に怒ったりお気を悪くなされたりしないでください。
そもそもヨーガの行においては、怒りや不安や嫉みなどといった感情をうまくコントロールできるようになれることも、大きな目的の一つであるはずですから。そうでなければ、ヨーガの修行が台無しになりますし、いわんやヨーガの指導者とは云えないでしょう。
なお、ヨーガの名誉のために一言付け加えておきますと、ヨーガに限らず、どんな方法でも、適度に行えばプラスとなり、過剰に行えばマイナスとなります。
ですからとくに一般の方がぼちぼちお遊び程度にヨーガをしているぶんには心配はないと思います。むしろ、危険なのはヨーガ指導者やヨーガ愛好者の方々です。
今回の内容に関しまして、質問、疑問等がありましたら、気軽にご連絡ください。論争は致しませんが、論証や対話は快くお相手させていただきます。
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