”バランスドバランス反応”を応用・体系化して組み立てた「姿斉」の基本動作・斉動は、無理なく痛みなく、心地よい自然感覚の中で自動的に姿勢が斉えられていきます。
ここではその内の一つ、 “横座り”からの斉動をご紹介しましょう。
自然に横すわりになり、このときのすわり心地を体感します。
次に脚を組みかえて、反対側でのすわり心地を体感します。 左右(@・A)を比較し心地よく感じた方にすわり直します。
心地よく感じた側の横すわりから両手を床につき、無理のないところまで前屈します。
(8呼間を4回繰り返し“1斉動”とします)
“1斉動”が終わったら両足を前に投げ出しひと休みします。
すわりづらかった側のすわり心地を確認します。
姿勢のゆがみが小さい方なら、この時点で楽になっているはずです。(姿勢のゆがみが大きい方は十分な改善が見られない場合があります。その場合には“斉動”の回数を増やしてください)
再び、心地よかった足組みでBの斉動をもう1回行います。
これで、“横座り”からの姿斉(斉動)は終わりです。
*さらに詳しく知りたい方は、
『自然な姿勢の斉えかた』かたやまけん著:コスモス・ライブラリー発行
『姿斉の実際 SHISEI FLOW』かたやまけん著:シセイプラネット発行
をご参考ください。