Q
長女10才がいわゆるO脚なのですが、姿斉で改善できるでしょうか?もしあれば、お教えいただきたいと思いメールしました。よろしくお願いします。(Y.S.)
A
はい、承知いたしました。
まず、O脚には真性のものと仮性のものとがあることをご理解ください。
真性のものは下肢の骨自体がすでにO形ですので、これを整えるにはかなりの専門的な知識が必要です。そこで、ひとまずこの場では、娘さんのO脚が仮性のものであると仮定してご説明をすすめます。
仮性O脚の場合、股関節(脚の付け根の関節)や膝関節が内巻き(内旋)になっています。ですから歩行や走るときなどに、つま先が内に向いて見えます。このことがわかれば後は簡単な話です。
足先を外に向けて歩いたり走ったりの習慣をつけ、下肢の内側の筋肉(内旋・内転筋群)と外側の筋肉(外旋・外転筋群)のバランス、CHUYOの整動や基動で整えていけばO脚は自然に解消します。
ただし、いつものべますように、カラダは全体でバランスをはかっていますから、O脚を矯正するという考え方でいくと、O脚そのものは矯正できても、他の何らかの問題が発生する可能性があります。
自然観を忘れずに、全体と部分、双方みすえながらの対応を心がけてください。